〜2月18日 幻の大分産オオクワガタを求めて〜

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2月18日AM5:00目覚ましがなる・・・
そう今日は久しぶりの大分産探し、材割り採集の日。なんて目覚めのよい朝なんでしょう!
こんなに目覚めがよい朝は釣りに行く日と採集に行く日ぐらいです。今日のメンバーは大人
5人と小学生1人。さぁー!集合時間の6時までにお師匠様の家まで行かなくては!

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以前からお世話になっている方からの
「大分県中部の山に台場クヌギの様なクヌギの木が
残っていて、そこでオオクワガタが採集された」という
情報を元にその近辺を探索に行きました。
・・・が1時間ぐらい探したでしょうか、台場クヌギの様な
木は見つかりません。採集病の出ている私たちは
これ以上探すより材を割った方が早いと思い、
従来通りの行動をとることにしました。

冬場に山に入るとき、遠くから目印に探すのはまずクヌギ。これはクヌギの葉が枯れていても多少、
残っている場合が多いいからです。茶色い葉っぱがクヌギを遠くから探す手段にしています。
(このことは気候から九州近辺だけのことかもしれない?)
しかしこの辺りを見回すとそんな探し方をしなくてもクヌギだらけ。どこの道からでもクヌギ・・・
木が細いので、おそらく椎茸用の木か炭焼きなどに使われているのでしょう。
そしてどの山もきれいに掃除されていて、「どこの木を割ればいいんじゃい!」

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途方にくれていると写真の様な景色が目に飛び込んできました。中央にそびえる大木の立ち枯れ、
その横にも大木の朽木、「でたぁ〜あーれーだー!」

早速近くまで行き、この土地の地主さんを探すことにしました。まず一番近い家からの訪問です。

私    「すみませんこんにちはー」
家の人 「なんじゃろか?」(大分の方言:意味なんでしょうか?)

お年寄りのお婆ちゃんが出てきました。

私    「あのー。あそこの山の持ち主は?」
家の人 「わたしのところじゃー。」

一発目からラッキー!お婆ちゃんの了解を得てあの立ち枯れした木のそばに行ってみました。
そばまで行ってみるとガッカリ!どう見ても松の木で、皮が落ちているので遠くから識別でき
ませんでした。でも隣を見ると小さなクヌギの木かと思っていた木が、背の低い切り株から
生えた枝の方でした。

そしてよくその切り株を見てみると、何本かある切り株のうちの
3本は少しですがカワラタケが生えているではないですか!
みんなに採集のお師匠様から指令があります。
「鉈と斧とカメラのよーーーーーーーーい!」
割ってみると白い菌がふいてます。
「よし!なにかしらいるだろう!」
材を割っていくと食懇発見!またもやお師匠様から指令が!
「よーし!でたでた、ここから細かく割っていくぞ!ノミのよーーーーーーーーーい!」
「ハイ!・・・・・・・わすれたーーーーーーー!!!!!」
材割で幼虫が出そうな最終段階は、斧などで割るよりノミで細かく割った方が幼虫を
傷つける確立が下がるので、ノミを持っていくのが私たちの材割り採集法です。
そのノミを忘れたので気をつけながら細かく割っていきました。

でも、この食懇の幅などの様子からコクワだろうと誰もが思ってましたが、
みんな心に秘め、黙って材割をつづけました。(-_-;)

出てきた幼虫
この場所での、きのこのはえた3本を2人ずつ手分けし10頭ぐらいの幼虫をGETしました。
まだまだ幼虫は採れそうなんですが、このパターンで採集しても結果は一緒のような気がして
場所を川筋の方に変えることにしました。

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川筋を移動していくと、川のほとりに幹の大きなクヌギの木がありました。
夏場には必ずクワガタがつきそうな木です。しかし、割りたくなるような材はありません。
そのまま進んでいくと、温泉がありました。
「風呂入りて〜。」と思いながら通り過ぎた瞬間に、私の目にまたもやでかい切り株が
飛び込んできました。カワラタケがはえてます。根元も露出しチェーンソウで切った後が・・・
「でも何の木?」感じからすると、えの木に似ていますが、どこからか運んできた感じの
木なので落ち葉が落ちていません。落ち葉を見るとえの木かがわかるのですが。
この木を割るために、さきほどの温泉を訪ねて持ち主を探すことにしました。
温泉の人いわく、この木は桐の木でこの温泉に家具を作るために遠くからはこんできた
残りだそうです。了解をえて早速割り出しすることにしました。


皮をはいだだけで、菌糸が回っているのがわかります。
いい感じー!(^0_0^)
丁寧に割っていくと案の定、食懇が出てきました。
今度のは食懇の幅からして幼虫が大きい気がします。
きたきたきたきたきた!大分産かもしれない!
全員がこの場に集まり、緊張しています。「もしかしたら・・・・・」
私が割っていくと、上の写真のように穴が出現!ここに、幼虫が入ってるはず。

もうちょっと割って奥をのぞくと、「いるいる!」もしかしたら3令ぐらいか!くぅ〜!
私  「大分産の可能性があるので、これ以上は斧では割れないからノミの用意して!」

仲間の1人 「ハイ!・・・・・・忘れてきたの忘れてたーーーーーー。」

みんなから笑いがでて、緊張がなくなりました。ここで師匠の登場!

「ここから先はがってん!まかしとけ!」



「秘儀!幼虫つるし−−−−−−−!」

でたー!
でも思ったほどの大きさはなくオオクワとは・・・。
この場所からも数匹の幼虫をGETし、昼食をとってから地元近くの一番オオクワ情報
がある平野部の野池回りに移動することにしました。ふー!一息入れましょう!

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昼食後、地元近くの野池回りに到着しました。野池の方向に進むのに人家を通って
行かなければ、野池にたどり着けません。仕方なく人家を通って行っていると
家のおじちゃんが「こらー!何してるのかー!」と怒鳴ってきました。
それはそうでしょう!何故なら、斧をもった怪しい集団が庭を通っているのです。
事情を説明し許可をえることができました。でも、こわかったー!

そうして野池にたどり着き、まわりを見ると数本の大き目なクヌギ。
その他の様子を見ていると左の写真のカワラタケが目に入りました。
幹の様子ですと桜の木です。立ち枯れしているのでしょうか?
でも、まだ木がしっかりしています。
感じで、木の先の方が枯れて菌が回りきっているようなので
木に登り、先の方だけ材割りすることにしました。


この場所ではコクワ1匹すら出ませんでしたが、私たちがこのまま帰るわけありません。
先ほどの怖いおじちゃんに、この桜(山桜)の木をもらうことにしました。
材飼育にはもってこいのサイズの木だからです。
おじちゃんもあっさりOKしてくれました。今度はとてもいい人に見えたのは言うまでも
ありません。ラッキー!時間ができた時にとりに来ます!

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あと何ヶ所かいきましたが。クワガタ幼虫(コクワなど)20匹ぐらい。
コクワの越冬中のメス1頭が収穫です。それとカワラタケ材(笑)